蛍のいる清流、鹿やイノシシが遊ぶ山、そしておいしい丹波の黒豆…。
KENKOKUのある兵庫県氷上郡は、丹波篠山の北に隣接する自然の恵みのゆたかなところです。
しかし、都市化や環境汚染の波は、ここにも押寄せてきています。
KENKOKUは故郷の美しい自然を守ろうと、河川の親自然工法「カルマット」を生産し、
蛍やメダカのいる川、自然と人が共生できる21世紀の新しい自然環境を作ろうとしています。
また、地元工業高校（兵庫県立篠山産業高等学校）が参加する
「カヌーをモルタルで作ろう」（関西の工業高校が推進）というユニークな試みにも賛同し、
自社製品「メタルラス」「ワイヤーメッシュ」や技術を提供。地元の若者たちをサポートしています。
時代は、人にも自然環境にもやさしい建築物、土木技術を必要としています。
営利目的を超えた、企業と地域社会とのゆたかなつながりを求めています。

兵庫県立篠山産業高等学校 「カヌーをモルタルで作ろう」制作風景
（自社製品「メタルラス・ワイヤーメッシュ」を提供）

氷上町 独鈷（どっこ）の滝

弘法大師伝説の残る、岩山と四季の景観が美しい渓谷。落差約18mの滝で、
傍らの大きな洞窟には不動明王が祀られています。
断層崖が連なる一帯の渓谷は氷上町の文化財に指定され、
シダ・コケ類の珍しい植生やサワガニなどの姿を見ることができます。